ブルーベリー狩り 関西方面から車で約1時間圏内 吾一農園です

四季を通じて、いろんな表情を魅せてくれるのがブルーベリー。

その中でも紅葉シーズンは、見惚れてしまうシーンが多いですね。紅葉が徐々に始まる１０月は、秋の風情を感じながら、色彩豊かなブルーベリーの姿が見られ気持ちも落ち着きます。成夏の果実が実った畑もいいですが、秋の紅葉シーズンも別格ですね。

紅葉は、ハイブッシュブルーベリーから始まります。燃えているような赤にオレンジ。

時折、すべてが赤に染まらず、緑を残しながらの紅葉があります。これがなかなか綺麗なんですよ。

紅葉に目を奪われるのですが、ブルーベリー園で仕事をしていると枝の中に摘み忘れたブルーベリーを発見。

こちらは、ラビットアイブルーベリー。品種が違うと紅葉のスピードも違ってきます。

葉の周りから少しづつ変化が見られます。このラビットアイブルーベリーは、紅葉から落葉までが長くて枝から葉が完全になくなるのが１月中旬なのです。

３月に葉芽から葉が形成されて９月ごろまで、光合成をして養分を作り出す仕事をしてくれた大切な葉。
葉脈もくっきりわかり養分を枝に運んでくれていたのかなって想像したりもします。

紅葉シーズンは、木いちごの葉も同じ。ハイブッシュブルーベリーとよく似た色彩で色が変化しますね。

１０月も下旬になると涼しさが増します。太陽の光もキレが増し、ブルーベリーの姿を引き立たせます。

秋空をバックにブルーベリーの枝ぶり。

来季、この枝にブルーベリーが実ります。初夏から秋、養分を蓄えた枝。そこには、健全な葉からの光合成。
そして、根からの土壌の水分の吸い上げ。枝を生育するいくつかの要因が重なって、もう来年の準備が体内で始まっています。

赤やオレンジ一色に染まるまで、あと２週間って感じの様子です。